「BURN THE WITCH (バーンザウィッチ)」の評価と感想:おとぎ話人生訓アニメ
「BURN THE WITCH」の評価
元々は劇場公開のアニメ映画。 私はAmazonプライムの3話完結アニメとして視聴しました。
原作は「BLEACH」の久保帯人さん。
ドラゴンを管理する組織に属する二人の魔女ニニー・スパンコールと新橋のえる。100年ぶりの大事件に遭遇した二人の活躍を描くファンタジー・アクション
見てもらいたい度:❤️❤️❤️❤️🤍
オススメ・ポイント
まずストーリーが面白く、アクションシーン、コミカルなシーンも小気味良く、3話を通して全くダレることがありません。
1話第一声の一言が最終話で回収されるのも良く出来てると思いました。 その言葉に人生訓も含まれていて、これがこのアニメのテーマだと思います。
性格の全然違う魅力的なキャラ二人のバディムービーという側面も面白く、もっと続きを見たいアニメだし、シリーズ化される要素も魅力もたっぷり詰まってるアニメです。
「BURN THE WITCH」=「魔女を焼き殺せ」?
タイトルが穏やかじゃないし、1話冒頭「あんた達みんなバカでしょ」といきなり主役の口が悪い!
ダークな内容なのかなと思ったけど、コミカルなシーンが多くアクションも爽快で、とても面白い内容でした。 2話でのメイシーの「あんた誰よー!」には大笑いしました。
「BURN THE WITCH」の世界観
最初「リバースロンドン」と「フロントロンドン」の関係がよくわからず、『みんなドラゴン見えてるじゃん!?』となってしまいました。 あそこ全部がリバースロンドンだったのね。 両方のロンドンはお互いに認知できない世界なのかな?
\\🎨美術紹介//『BURN THE WITCH』
— スタジオコロリド (@studiocolorido) October 14, 2020
フロント・ロンドンに続き、ストーリーの中心となるリバース・ロンドンの背景美術をご紹介!
フロント・ロンドンとの違いにも注目しながらぜひご覧ください!🇬🇧https://t.co/aBqJF2jECs#Burn_The_Witch pic.twitter.com/q50GXSd6UJ
しかし、のえるちゃんもバルゴ先輩もフロントロンドンじゃ普通の高校生だというし、二人がリバースロンドンに居る時フロントロンドンには居ないんだよね? のえるちゃんは仕事でリバースロンドンに居るのはわかるけど、バルゴ先輩はどういう時にリバースロンドンに居るんだろう?
そこら辺の世界観が私にはいまいちよくわからなかったです。
世界観の他の要素、魔女の仕事やドラゴン憑き、ウォッチャーなどはエピソードの中でさり気なくうまく説明されててよくわかりました。
魔法の世界なのに世知辛さ丸出しな感じも世界観の味になってる気がします。
主人公二人のキャラがとても魅力的
ニニーちゃんは人気アイドルで、マスコミにあること無いこと書かれてたりして世間擦れしてるのかな? 短気で勝ち気で口悪いけど悪い子じゃない。 芯がしっかりしてて明るいいい子。
のえるちゃんはいつも冷静で飄々としてるとこが魅力。 クールにバルゴ先輩を突き放してたけど、最終話ではバルゴ先輩の胸にしがみついたりして、きっと先輩の命が助かったのが嬉しかったんですね。 ツンデレ属性も追加です。
あと、二人の武器と乗り物(乗りドラゴン?)も可愛い。
バルゴ先輩は途中で変にカッコよくキャラ変したりもなくて、終始アホキャラなのがいい。
ぜひシリーズ化して、続きを見せてほしいアニメ作品です。
「BURN THE WITCH」の参考リンク