説明書に載ってない、山善の本棚(CPB-1890J)を上手に組み立てる2つのポイント
漫画本やアニメ円盤の収納のために、友人と共同で本棚を複数台購入しました。
購入したのはお値段手頃ながら大容量で評価も高かった「山善 本棚 CPB-1890J」です。
友人と一緒に、同封の説明書を見ながら組み立てたのですが、うまくいかず何度もやり直すことになり疲労困憊…。1台組み立てるのに2時間近くもかかってしまいました。
それが、1台目の組み立て時の反省を活かして2つの点に気をつけるだけで、たったの30分で組み立てることができるようになりました。
この本棚の組み立てに困ってる方、これから本棚を買おうと思ってる方のヒントになればと思い、組み立てのポイントを解説します。
CPB-1890J 組み立て時の重要ポイント
この棚は大きくて丈夫なカラーボックスみたいなもので、木製のパーツをネジで留めながら自分で組み立てていく製品です。
特徴的なのが、棚の上下を別々に組み立てた後にそれを合体させるという作り方です。
この上棚と下棚が精度良く仕上がっていないとうまく合体させることが出来ず、重たい上棚を持ち上げながら四苦八苦することになります。
上棚と下棚を精度良く仕上げるためのポイントはこの2点。
- 側面の板を養生テープなどで仮どめする
- 下棚の背板は横に倒した状態で固定する
どちらも説明書にはありません。
説明書と少し違うことをするだけで、手早く簡単に組み立てることが可能になります。
そのポイントを詳しく説明しますね。
組み立てポイントその1:養生テープで仮どめ
1つめのポイントは、側面の板がグラグラしないように養生テープで仮どめをすることです。
※養生テープ:跡を残さず簡単にはがせるテープ
上棚も下棚も、組み立て途中では側面の板が片側のネジ止めだけでグラグラした状態なので、ちょっと物が当たっただけで簡単に斜めになってしまいます。
しかも、横倒しにしていた棚をこのグラグラした状態のままで立てなければいけません。
側面の板が斜めになってると棚の後ろ面にはめる背板がズレてしまい、これが全体の精度を下げてしまいます。
そこで、側面の板のグラグラ防止のために、横倒しの状態のときに養生テープで仮どめをします。
これをするだけで側面がほとんど動かなくなり、棚を立てるときも背板をはめるときも作業がスムーズに進みます。
組み立てポイントその2:下棚の背板は横に倒した状態で
2つめのポイントは下棚の背板をはめるときの工夫です。
上棚の背板は溝に沿ってはめるだけなのですが、下棚の背板は位置決めをして固定しなければなりません。
説明書では下棚を立てた状態で背板を固定することになっていますが、床に四つん這いになっての作業になるし、背板が下に落ちるのを防ぐものも無いので、正確な位置に背板を固定するのがとても難しいです。
説明書のように下棚を立てた状態ではなく、ここで下棚を横倒しの状態で背板を固定します。
このとき、下に棚板を立てて背板を支えるようにします。当たり前ですけど、これがサイズがぴったりなんです。
こうすることで背板の正確な位置決めが容易になるし、ネジ止めも上から下に力を入れることになるので作業がとても楽になります。
これで仕上げた下棚の精度は抜群です!
CPB-1890J の組み立ては難しくない
山善の本棚(CPB-1890J)は、上記2つのポイントを押さえれば、あとは説明書どおりの作業で簡単に組み立てることができます。
この本棚、比較的安価で沢山収納できるし、転倒防止用のパーツも付いていて安心! 難点は組み立てにコツが要ることですが、それもこの記事を見て組み立てれば大丈夫!
もうコツは掴んだし、次に本棚を買うことがあればまたこれを買おうと思います。