うまく書けなくて、辛い。

ブログを書いていて、わかりやすい文書が書けなくて辛い。 感想文を書いても、自分の思ってることを書けてない気がして辛い。 書いても書いても、「いや、もっと違う気持ちなんだけど」と歯がゆくて辛い!

あまりに辛くて、文章術を身につけようと本を5冊読んでみました。

文章術の本5冊、それぞれの感想

さすがは文章術の本、どの本もわかりやすく読みやすかったです。

今回同じテーマで5冊読んで、それぞれの本で同じことを言っている部分があることに気が付きました。 それを通して文章術として重要な共通項が見えてきたと思います。

また、同じコツについて、著者によってそう考える理由が異なっているのも面白いです。

「文はなるべく短く」というコツについて、ある著者は「長いと読者の短期記憶に負担がかかるから」、またある著者は「言いたいことから逃げ、要点をぼかした結果が長い文章」など。

「100ページの文章術 -わかりやすい文章の書き方のすべてがここに-」

良く言えば理路整然、悪く言うとちょっと理屈っぽいかなという印象でした。 理詰めで説明してもらったほうが納得がいくという人に向いていると思います。

論文や報告書を書くときに参考になる内容です。


 

「表現力豊かに、気の利いた文章が書ける」

多くの例文を使った解説で、「なるほど、確かに!」と納得しながら読み進めていけます。

気の利いた文章を書くためのヒント集として役立つ本だと思いました。


 

「博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ」

鍛え上げたプロが語る説得力が持ち味。 実践的、具体的なコツが満載です。

文章力を鍛えるトレーニング法も役立つ内容でした。


 

「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」

ちょっと他とは毛色の変わった本。

文章術のコツよりも、文章力の鍛え方、文章を書くときの考え方に重点が置かれていました。

役立つ上に読み物としても面白い本です。


 

「文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた」

「5冊読むと共通項が見えてくる」と書きましたが、この本はその究極版でした。
100冊って、これはもうチートなのでは!?

最も重要と思われる7つのルール、スキルアップ13のポイントという具合に、重要なものから整理して解説されています。 構成が受験参考書みたいで、勉強しやすく感じました。

さらには、より成長、進化していくための勉強法やおすすめの参考書の紹介までされていて、タイトル通り文章術がギュッと1冊に凝縮されている本です。


 

文章術の本、一冊選ぶなら?

一冊だけ読むとしたら、勉強しやすくて即効性があると思う「文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた」をオススメします。
その次に読むなら「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」を推します。

ハウツーものの本は、読んで分かった気になるだけでは意味がありません。 本に書いてあったことを意識しながら沢山の文章を書いて、文章術をひとつひとつ自分のものにしていこうと思います。

うまく書けるようになるための道は、まだまだ遠いです。